お子様の歯の健康を守るために

子供の歯は歯質がやわらかく、虫歯菌の出す酸によって歯が溶かされやすいので、大人よりも虫歯になりやすいと言われています。適切にケアしなければ、お子様の歯の健康が脅かされる恐れがあるのです。横浜市緑区鴨居の歯科医院「わかば歯科医院」が親御様に向けて、お子様の歯に関する情報をお伝えします。

お子様の歯は虫歯になりやすい!

乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄いので、虫歯になりやすいとされています。いずれ生え替わるからと言ってメンテナンスを怠っていると、虫歯のリスクが増大してしまいます。さらに、乳歯の下には、これから生える永久歯が作られているので、乳歯の虫歯をそのまま放置しておくと、下にある永久歯にまで広がる恐れがあるのです。

お子様の乱れた歯並び

以下は、お子様によく見られる歯並びの乱れです。

叢生(そうせい)
乱杭歯
上顎前突
(じょうがくぜんとつ)
反対咬合
(はんたいこうごう)
顎が狭いために歯が並びきらずにデコボコになっている状態です。八重歯などもこれにあたります。 下顎に比べて上顎が突出している状態です。下顎の未発達で起きる場合が多いです。 下顎が上顎よりも前に出ている状態です。
緊密歯列 側方の交叉咬合
(こうさこうごう)
開咬
(かいこう)
4~5歳の歯並びは隙間がある状態が正常ですが、緊密歯列の場合、隙間がありません。永久歯に生え替わる際、叢生になる恐れがあります。 噛み合わせが横にずれている状態。顔のゆがみなどにもつながります。 奥歯を噛んでも、前歯が噛み合わない状態。前歯を閉じることができません。
空隙歯列
(くうげきしれつ)
萌出異常
(ほうしゅついじょう)
重複萌出
(じゅうふくほうしゅつ)
歯と歯の間に隙間がある状態です。顎が大きすぎたり、歯の本数が少なかったりしたときに起こります。 永久歯が正しい位置に生えてこない状態です。乳歯の虫歯などが原因で起こります。 乳歯の後ろから永久歯が生えている状態です。下の前歯によく起こります。
歯並び悪化の原因となる主な癖
指しゃぶり 指で前歯を押してしまい上顎が前にでる「上顎前突」になることがあります。特に、5歳を過ぎてもやめられない場合は注意が必要です。
口呼吸 口呼吸をしている場合、常に口があいているため、顎や口腔内の筋肉が低下します。それにより、口腔内のバランスが崩れ、「上顎前突」や「反対咬合」になるとされています。
頬づえ 頬づえをついている方のみが圧迫され左右のバランスが崩れてしまいます。左右のゆがみの原因になります。

これらの癖が見られた場合、早めに改善する必要があります。お子様の悪い癖でお悩みでしたら当院へご相談ください。

お口の健康を保つ食生活

健康な歯を保つためには食生活も大切です。食生活を見直すことで、歯の健康も保ちましょう!

バランスのよい食事で強い顎を

やわらかい食べ物ばかりを食べていると顎が弱くなってしまいます。また、食事が偏ることで、体をつくる栄養分が足りなくなってしまうことも。1日30品を目安にバランスよく食べるようにしましょう。

よく噛んで食べる

食事の際、噛むことは大切です。よく噛むことで顎の骨が発達し、歯並びが乱れにくくなります。また、噛むことは唾液の分泌を促進させるので、口の中を衛生的に保ちます。1口30回を目標に噛むようにしましょう。

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